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創建のスタッフブログ

現場進行状況報告・住まいの情報etc

07-30

2020

豪雨の恐ろしさ。

 月曜日の夜半から降りだした雨は、県内に甚大な被害をもたらした。
 人的な被害がけが人一人だけというのがせめてもの救いだろう。
 山形県は災害が少ない県として誇ってきたが、去年の戸沢村や南陽市に続いて、今回は最上川流域の広範囲に被害が及んだ。
 一瞬にして、危険な地域として全国に映像が流される。
 線上降水帯は、今やどこにでも発生することが常識となり、「50年に一度、100年に一度」という大雨が日常化しつつある。

 火曜日の3時過ぎころ友人から電話。
 我が家の墓地の上の畑が崩れて、墓地が飲み込まれたようだとの知らせ。
 急いで駆けつけると、無惨な土砂崩れが目に飛び込んできた。
 我が家の墓も、本家の墓も、分家の墓も、大量の土砂に埋もれて跡形もない。
 墓地の下の水路や農道、田んぼまで埋まってしまったようだ。
 何人かが集まってきたがなすすべもない。

 今朝、墓地の上の畑の所有者がお詫びに訪れた。
 今回で二度目の被害(一回目はかろうじて逃れたが)だけに、逆に慰める言葉で応対するしかない。
 8月2日の日曜日、墓地の一斉清掃の予定だった。
 今回は、清掃や整備よりも、現地を確認してもらって対策を話し合う場になるだろう。

 復旧までには時間がかかりそうで、お盆の御墓参りはできそうもない。

 昨日の定休日、お客さんから被害の連絡が何件かあった。
 河北町田井と中山町長崎、いずれも水害多発地帯の方。床上ぎりぎりと床下の軽微な被害。
 待機していた社員が駆けつけて、応急の処置をした。今日もまた、片づけの手伝いをしに出かけた。

 いつ来てもおかしくない災害。
 火曜朝からの会社の警戒態勢は今も続いている。