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創建のスタッフブログ

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03-30

2020

伝家の宝刀か妖刀村正か。

 コロナウィルスの感染者が急速に増加している。
 特に東京都は、オリンピックの開催延期が決まったとたんに急増した。
 それまでに検査を引き延ばしていたのか、数値をコントロールしていたのかの疑念は消えない。

 「権力者は危機を利用する」という言葉がある。また、「地震の後には戦争がおこる」とも言われてきた。
 これは危機に対応する権力者が、強権を発動してきたということであり、排外主義で乗り切ってきた、ということでもある。
 その意味で、今回のコロナの対策として特措法による「緊急事態宣言」の権限をいとも簡単に許したことには疑問が残る。
 共産党を除く野党の中でどれほどの議論がなされたのか。

 さて「緊急事態宣言」である。
 どれほどの慎重な検討がなされるのか、はたまた今までのように、突然首相の一存で発表されるのか。
 「伝家の宝刀」と言われるように、めったに抜いてはいけないものなのだが。
 この「伝家の宝刀」が「妖刀村正」に思えてならない。
 「徳川家に仇なす刀」として様々な伝説があるが、一説には「持ったものはその瞬間から人を斬りたくなる」とも。
 拳銃を手にすれば撃ちたいという誘惑、おもちゃを預ければすぐ遊びたいという幼児。
 要は自制心があるかどうかということだが、あの人にはどうも欠如しているようで心配でならない。
 もっと「自制心」のない奥様をコントロールできないのだもの。

 原発事故後の放射能汚染を、「アンダーコントロール」といってオリンピックを招致したのは、つい昨日のことなのだ。