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創建のスタッフブログ

現場進行状況報告・住まいの情報etc

11-29

2018

「けやき」さん、ありがとう。

 昨日の水曜日、月末なのにいくら定休日といっても会社を留守にするのは気がひけるのだが、先週水曜日に予約してきたので米沢をめざして10時過ぎに出発した。
 もちろん、その前に会社に出社して、集金の件や受注の進捗状況を把握し、いつでも連絡できるようにしていたのは当然だが。

 昼前に、米沢市の古志田にある「けやき」というそば店に到着。明日で店じまいだという。
 玄関にのれんは掛けてあるが、「本日貸し切り」の張り紙。
 玄関を開けて中に入ると、おかみさんが「お待ちしてました」の出迎え。最初の客のようだ。
 予約客でいっぱいで、フリーのお客さんは断っているとの事。
 いつもの「普通もり」を頼んで、出てくる間にも何台かの車が戻っていく。
 もり蕎麦に野菜の天ぷらという、どこにでもありそうな蕎麦であるが、これが気に入って5・6年かよってきた。
 蕎麦つゆのあとに白玉とあずきの小さなぜんざいおわんが出てくるのだが、これが最後だと思うと感慨深いものがある。
 食後、お互いにお礼の挨拶をしてお別れしてきたが、人に自信をもってすすめられる蕎麦店が一つ消えていく。
 めったにしないことだが、店の全景を写真におさめてきた。

 若干の虚脱感を抱きながら米沢市内をうろうろして道の駅にたどりつく。
 することも買うものもないのだが、タバコをいっぷく。

 思いついて高畠にむかう。
 玉龍院という曹洞宗の寺、五百羅漢があるという。
 去年の冬に訪ねたが、住職不在で拝観がかなわなかった。
 今回は運よく住職がおられて、本来は予約制なのだというが案内してくれた。

 十六羅漢が正面にあり、まわりの棚に500体の羅漢像が所狭しと並んでいる。
 500体の内、300体が修復が終わり、また数年をかけて残りの羅漢像を修復するとのこと。
 寺の本堂で修復をするので、公開してくれるとのこと。連絡をもらうことにした。
 予約制なのは無住の寺だからとのこと。住職は普段は別の寺で暮らしていて、たまたま用事があってこの寺にいらしたという。
 運がよかったのか、1時間ばかり丁寧な説明をしてくれて、質問にも快く答えてくれた。

 ついでに13号線に出て赤湯で「馬刺し」を買う。
 白鷹の新野馬刺し店の支店があるというので寄っただけだが、買わないわけにもいかない。

 あとはすることもない。
 ここまでに社員二人から電話があり、すべて順調にいっているとのこと。
 いい休日になった。

 帰って4時過ぎ。
 9時前には寝てしまったようだ。