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創建のスタッフブログ

現場進行状況報告・住まいの情報etc

04-28

2016

雨の中で。

 今朝からしとしとと雨が降り続いている。
 連日乾燥注意報が出ていたこの地域にとって、まさに干天の慈雨のようだろう。
 かたや、地震に見舞われた地域にとっては、泣くに泣けない恨みの雨となる。

 明日から連休が始まると言う。
 「春の感謝祭」を終えたばかりの我々にとって、あまり縁のない話ではあるが、少しは社員の休息が必要だろう。
 私は、昨日の定休日も打ち合わせがあって、ほぼ一日仕事であった。
 連休中、一日くらいは混雑のない、隠れ宿のような蕎麦屋に行ってみたいものだ。

 最近の話題から様々なものが見えてくる。

 三菱自動車の燃費偽装問題、またか、というより構造的な体質のようだ。
 東芝の不正決算の余波が、買収したアメリカの原発会社の減損を浮かび上がらせた。
 三菱にしろ東芝にしろ、このグループが日本の原発を担っている。
 東電の隠蔽体質と同じように、平然と不正を繰り返す巨大企業に、原発をゆだねる危険。
 規制委員会も同様だが、このような思考の集団に「安全」を言われても、直感的に「うそ」と思ってしまう。

 オーストラリアの潜水艦の共同開発がフランスに決まったようだ。
 これで日本は、「武器商人」に成り下がることが、一時的に猶予されたがまだまだ油断はできない。
 それにしても、安倍政権の「地球儀を俯瞰する外交」なんてこんなものなのだろう。
 本音では誰も相手にしない。おみやげはありがたいけど、ただそれだけ。
 広島のG7で何の成果があったのか。核兵器の減少すら決められなかったではないか。
 伊勢志摩サミット。失笑をかわなければよいが。
 
 今日の山新の佐藤賢一氏の「古今東西」。鶴岡市と三川町とのゴミ処理問題をあつかっている。
 佐藤氏の見解に100パーセント反対である。
 合併にそもそも反対である。地域共同体や固有の文化を破壊してしまう。
 合併後の住民サービスの低下や格差は仙台市を見ればわかるだろう。
 自治体のリストラにそもそも大義はない。
 合併をせざるをえない状況に追い込んだ、税制や経済政策、地方政策の誤りを問題にすべきであり、結果を前提に議論をすべきではない。
 鶴岡市民の佐藤氏にとって、鶴岡のことを悪く言われるのは面白くないのはわからないでもないが、ことの本質を考えれば聡明な方だけにわかりそうなものだが。
 寒河江市と1市4町でやっている広域事務組合は合併破談後の今も機能している。
 合併前の鶴岡だって同じだったろう。 
 自立を選択した三川町とてキリギリスではない。アリ以上に血のにじむような努力をしているのだ。

 寒河江市の合併問題。4町の首長は「あの市長でなかったら合併したかもしれない」が共通認識だった。
 鶴岡のああいう発言をする市長さんだったら、やっぱり合併しないほうが正解だったとおもう。
 感情論と批判する感情論。
 佐藤氏らしくない。