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創建のスタッフブログ

現場進行状況報告・住まいの情報etc

03-31

2016

3月の終わりに。

 今日で3月が終わる。
 朝のミーティングは新年度にむけての方針と23・24日のイベントの話。
 新たな気持ちでスタートをと全員で意志一致。

 火曜日のロータリーの例会は、ボランティアサークル「ハチドリ一滴の会」代表の八矢昭司氏を迎えてのゲスト例会。
 「ハチドリ一滴の会」は東日本大震災の被災者や原発事故にともなう避難者の支援活動をしている。
 震災から、原発事故から5年を経過した現在の状況や課題について講演していただいた。
 山形県内には3月現在で3,433人の方が避難しているという。
 寒河江市には、宮城県から21世帯41人、福島県から29世帯86人の方が避難している。
 震災直後は瓦礫の片付けや支援物資の届かない小さな避難所への物資提供。
 現在は主に避難者への支援活動をおこなっている。
 ほかに、高校生たちと石巻の仮設住宅訪問や被災地学習の企画・引率・案内など。
 それから寒河江市や河北町の各種団体からの依頼で、見学ではない被災地学習の引率やコーディネートをしている。

 復興事業のスピードの問題や、原発事故に伴う強制避難者と自主避難者との温度差の問題、健康問題、経済的な困窮の問題など、短時間ながら様々な課題と現状についてお話してくださった。

 意図的な早期帰還の強制や「風化」しつつある、あるいはさせられつつある記憶に危機感を感じる。
 
 夜は、同じくロータリーの次年度の理事役員会。
 会議が長引いて飲む時間がなかった。

 水曜、午前10時半から葬儀に参列。五七日のお使いもあった。
 中途半端な一日で、時間の区切りがなく、新年度に備えての休養の午後。

 「ハチドリの一滴」
   森が燃えていました。
   森の生き物たちは われ先にと 逃げていきました
   でもクリキンディという名のハチドリだけは 行ったり来たり
   口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます
   動物たちがそれを見て
    「そんなことをして いったい何になるんだ」といって笑います
   クリキンディはこう答えました
    「私は 私にできることをしているだけ」