03-31
2011
生きていた福寿草
鳥取県米子にお住まいになっていた東さん。
やっと、新築なされた寒河江市への引越しが終わりました。鳥取から関西に出て、それから新潟経由で寒河江までと長時間の移動、大変おつかれさまでした。
鳥取を出たのが昼過ぎで、新潟には夜の12時ころに着いたとのこと。上越の弟さんのところで一夜を過ごせたのが救いだったとか。
契約が終わった土曜日の夜、引越しの状況を確認すべく(本当は祝杯をあげるべく)、親父さんの経営する焼き鳥屋さんに出向いた。
親心というのであろう。1時間おきに「今、どの辺?」と聞いている。
リアルタイムに位置を想像しながらグラスがすすむ。
あまり長居もできないと、腰をあげようとした時、いたずら好きの親父さんは「あの福寿草は」ときりだした。
一瞬、どきりと。今日はその話題に触れたくないと思いつつ顔を見ると「芽が出てきたのよ」と笑っている。
何でそのことを来たときに言ってくれなかったのかと、うらめしく思いながらも、すっと肩の荷がおりたようで、どっと酔いがまわってきた。
久々のいい酒だった。
やっと、新築なされた寒河江市への引越しが終わりました。鳥取から関西に出て、それから新潟経由で寒河江までと長時間の移動、大変おつかれさまでした。
鳥取を出たのが昼過ぎで、新潟には夜の12時ころに着いたとのこと。上越の弟さんのところで一夜を過ごせたのが救いだったとか。
契約が終わった土曜日の夜、引越しの状況を確認すべく(本当は祝杯をあげるべく)、親父さんの経営する焼き鳥屋さんに出向いた。
親心というのであろう。1時間おきに「今、どの辺?」と聞いている。
リアルタイムに位置を想像しながらグラスがすすむ。
あまり長居もできないと、腰をあげようとした時、いたずら好きの親父さんは「あの福寿草は」ときりだした。
一瞬、どきりと。今日はその話題に触れたくないと思いつつ顔を見ると「芽が出てきたのよ」と笑っている。
何でそのことを来たときに言ってくれなかったのかと、うらめしく思いながらも、すっと肩の荷がおりたようで、どっと酔いがまわってきた。
久々のいい酒だった。